いろんなところでMGをしていると、もちろんですが、いろんな方と出会います。

 

多種多様、素人、ベテラン、いろんな方がおられ、ゲームを行うのが私は大好きです。ただ、なかにはそれを嫌う人もいているようです。

 

例えば、以前、見かけた光景なのですが、隣の卓から「そんな売り方するな!」と怒号が飛び交ってきました。どうやらベテランが、初心者の売り方が気に食わなかったようで、怒り散らしていました。

 

ゲームが終わった後も、説教?のようにグチグチやっています。みなさんはこの光景をどう思われますか?MG研修は「アクティブ・ラーニング」です。体験型、「行入」です。体験し、自らがいろんなことに気づき、また修正していくというもの。

 

こんな頭ごなしでは、MGではありません。内容が、「もう少し綺麗にカードを置こうね。」という注意なら「MGは美しい」の理論でありです。ただ、この場合のように戦略・戦術について口出しするのはNGです。まして質問をされていないのに、言語道断です。

 

当然、期数を重ねてくると、ゲームに勝ちたいあまりに、自分のプラン通りにいかないと、ムシャクシャする時もあります。ただ、相手も学びに来ているのです。相手には相手の戦略・戦術があります。例え、それが絶対的に間違っている戦略・戦術であっても、こちらから怒号するのはいけません。

 

この方はもしかすると「教えているつもり?」だったかもしれませんが、MGの「教えない」「体験して学ぶ」からは外れてしまっています。

 

少なからず、私はどんな状況でも「自分で市場を作れるように戦略・戦術を練れるように考える」を目標にしています。イコール、どんとこい!という胸を貸してあげる、そんな精神でしょうか?たくさんのことを学んでいってくれればな、と思います。

 

偉そうなことを言いましたが、もちろん自分も体験したことのない市場が、そこに生まれるわけです。リアル市場では、そんなこと日常茶飯事。これこそシュミレーションゲームの醍醐味ですよね。

 

楽しくなければMGではない。

美しくなければMGではない。

効果がなければMGではない。

 

ですね。

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