通常MGの1期は、ルール説明もかねて、全員でゲームを進めます。設備投資、雇用、材料仕入れ、生産、販売、記帳など。
その中で1期しかしない特別なことがあります。わかりますか??それは「お金=お札」を使用することです。2期以降は記帳するのみで、実際のお金(お札)のやり取りはありません。
開発者の西先生が、社員さんに「会社は何をするにもお金がかかるんだよ」ということを伝えたいために、1期だけはお金(お札)のやり取りが行われます。
一回一回のアクションを起こす度に、お金を支払わなければなりません。社長であれば当然の行為も、社員からすると「えー、これもお金がいるの??」と、思わず「何でもお金が必要なんだな、会社って」と思ってくれるだけでも、MGに参加した意味がありと言うワケです。
決算をし、収支が出ると、いろんなことを感じるはずです。コスト(投資)を掛けた分、しっかり回収できているのかな?もしくは、自分は給料分、働いているのかな?なんてことも、おのずと考えるようになります。
MGのルールは西先生が考え抜き、約40年間、改良に改良を重ねられた研修プログラムです。そのひとつひとつの行動に、すべて明確な意味があります。そういったルールをまた紐解いていくのも面白いですね。