モク タールとは
モクタールとは、アカマツ・クロマツなどの木部を原料としした薬で、炎症や痒みをおさえる作用や、おだやかな殺菌作用があります。独特の強いにおいがあります。黒っぽい泥状ので、服に付くと洗濯しても落ちません。
アトピー性皮膚炎の塗り薬などとして使われています。ステロイド系以外では抗炎症効果も高いほうで効果判定も早く済みます。ステロイドで効果の乏しくなった方などにもおすすめです。
モクタール軟膏
モクタールと亜鉛華単軟膏(ミツロウ・ナタネ油・酸化亜鉛)を混合したものです。湿疹や皮膚炎に効果があり、特に炎症やかゆみのある場合に有効とされています。
そのまま患部にモク タール軟膏を塗布するか、塗布した上でガーゼなどで覆って効果を高めます。拭き取りの際、固まっていることがありますが、オリーブオイルなどを使うことで柔らかくして拭き取りましょう。炎症が治まって患部が乾燥してきたら、軟膏からさらに保湿効果のある薬剤に移行、また炎症を起こしたら軟膏へと繰り返します。
つまり、モクタール軟膏を使用して患部の炎症がとれ、乾燥したら保湿クリームなどに変更、ふたたび炎症を起こしたらまた軟膏に戻すわけです。
漢方薬との併用も可能です。
副作用について
モクタールそのもので副作用が起きることはあまりありませんが、あくまで薬であり、また混合剤との関係で、過敏症状が起きることがあります。
モクタール独特のにおいが原因で起こる副作用も若干ながらあります。
副作用が確認された場合は使用を中止し、モク タールから他の薬への変更をするしかありません。
他の塗り薬に変更するか、あるいはステロイド系に移行するかは医師とよく相談の上決めましょう。最終的にステロイドを使う前に、できればいろいろな塗り薬を試すのがいいかもしれません。